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こんにちは!吉村拓也です。
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今回は【木の描き方】を紹介します。
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【木イラストの描き方(書き方)①】木の絵を描く上で「重要なカテゴリー」は次の3つ↓
- 木の全体像を見極める
- 木の枝と幹を見極める
- 木の葉っぱを見極める
今回のブログは【この3つのカテゴリー】を理解することで【木の描き方】が圧倒的に上手くなります!
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イラストカテゴリー①【木の全体像】を見極めて絵を描く
「木の全体像」とは木の高さや木の葉っぱを含めた樹の全体のシルエットです!
それを自分の中でしっかりと絵を描く前に設定し、
【木の葉っぱ】と【見えている木の幹】の比率をしっかりとイメージして、
絵ができあがった後の木の完成図をハッキリと想像しながら描くための全体像です!!
イラストカテゴリー②【木の幹や枝】を見極めて絵を描く
木の枝や幹を描くときに大切なことは
木を描くには、これといったマニュアルがありません!!
ということ。
木には何百という種類があり、その一本一本の
「木のデザインや質感」は種類によってもバラバラです!!
なので1つの正解がありません!!では、どうするのか??
- 描きたい木のリアルな写真や生の樹木をよく観察すること!!
- そして木の幹のデザイン、質感をしっかり捉えること!!
です。
木は種類によって、
様々なデザインをしています。なので、
この【木のデザイン】をしっかりとらえることが、木の枝や幹の完成度を高める事になります!
イラストカテゴリー③【木の葉っぱ】を見極めて絵の描く!
葉っぱも重要な木のポイントです!!
また、葉っぱというのは、
- 木をアップで描くか
- 木を遠くけら描くか
によっても、【葉っぱの描き方】【葉っぱの見え方】というのはかなり違ってきます。
なので、描きたい木の大きさに合わせて、
臨機応変に葉っぱの見え方を自由自在にデザインイラストすることがかなり重要です!!
それが出来なければ、
「葉っぱのバランス」と「木のバランス」がバラバラになり、1つの木のイラストとして統一感を出すことができません!
【木イラストの描き方(書き方)②】描く前の注意点!!これをすると【下手な木】の絵になります!
木を描く前に大きな注意点があります!!
何となく「想像だけ」で木を描くことです。
- どんな大きさの木を描くのか??
- どんな種類の木を描くのか??
- どんな角度から木を描くのか??
この3つのポイントを描くまえに決めましょう!!
それか、実際に描きたい木の写真を見ながら描くのが1番上手く描けます。
私も特に大きな絵を描くときは、
必ず自分で描きたいモノを探し、
自分で描きたい角度から写真を撮り、
それから描き始めるようにしてます!!
【木イラストの描き方(書き方)】想像力は大事、でも、「正しく描ける力」があった上での想像力です。
絵を描きたい→想像力→上手い絵がかける。ではなく、
絵を描きたい→正しく見て描ける→その画力に想像力がプラスされる→上手い絵が描ける。
というのが健全なイラストの成長だと思います。
特に今回の【木の描き方】は要注意!!
『木を描こう!』と簡単に言っても
木には様々な種類があります。
その多種多様にある木をなんとなく描いてしまうと、結果として
大きさもバランスも形も、
一体、何の種類の木なのか??
という、不思議な木のイラスト絵になってしまいます。
なので、自分が描きたい木を明確にイメージできる写真や実物を見て描くのが、
1番うまくなる近道です!!
では、今回は実際に私が撮影した【木の写真】を使って描いていきましょう!!
【木イラストの描き方(書き方)③】とりあえずシンプルな「木の絵を描く手順」はコレ↓
まず簡単に↓↓下の写真の木をモデルに
シンプルな【木の描き方】の手順を説明します!!
↑↑まずこの木の写真をよく見ます。
一番最初に見ることは
- 葉っぱの部分
- 木の幹が見えている部分
この葉と幹の部分の比率をよく観察し、
この木の全体像のアタリをまず最初に描いていきます!!
【木イラストの描き方(書き方)】葉っぱの「アタリ絵」を描く!
まずは葉のシルエットを簡単なアタリで描いていきましょう。
(アタリとは、、絵を描く位置に大体の形をラフに指定描きすること)
この段階では精密に葉の形を細かく描かなくていいです!
なんとなくの形を指定するという意味でラフな感じでアタリを描きましょう!
はい!こんな感じ↓
最初のアタリは
大きく分かる特徴のみを意識して描きます。
【木イラストの描き方(書き方)】→「木の幹」と「葉の中にある枝」のアタリ絵を描く!
葉のシルエットがかけたら、次は葉の下に見えている【幹や枝】を描きます。
葉と同様に精密な形を描くというよりも、
幹や枝の【長さ】や【太さ】を最優先してアタリを描いていきます!
【木イラストの描き方(書き方)】隠れて見えない部分の枝も下書き絵としてちゃんとアタリを描こう!!
枝の形は写真をよーく見てどこに枝が見えるのか?
ということに意識を置いて枝を描いていきます。
枝は葉に隠れたり、スキマから見えたりして全部が見えるわけではないです。
なので、枝の見えない部分は、
見えている部分を基準にして枝の位置を指定していきます!
見えない、隠れてる
からと言って下書きを飛ばずに、見えない部分もしっかり描くことで
枝の全体像の「つじつま」が合います。
はい。 これで
- 葉のシルエット
- 幹のシルエット
- 葉の中の枝のアタリ
が描けました!
これで大体、木の全体像がイメージできるようなアタリ絵が描けたと思います!
では、少し細かく描いていきましょう!
【木イラストの描き方(書き方)】葉っぱのアウトラインを正確に描きこもう!!
まずは葉っぱのシルエットを細かく描いていきます。
最初に描いた大まかな葉のアタリを参考にしつつ、
- 葉っぱ がどの部分で飛び出しているか?
- どこがえぐれているか?
かいう緻密な葉っぱのシルエットを写真を見ながらリアルに描いていきます。
外側の葉っぱの輪郭が描けました!
こんな感じですね↓↓
写真と見比べることを忘れずに!!
常によく見ながら絵を描きます!
では、次↓
【木イラストの描き方(書き方)】葉は絵の立体感を出すために「ブロック分け」する
次は【葉っぱの中身】を描いていきます。
今回の木の葉っぱを描くときは、
1枚1枚を描くような感じでは描きません!
写真の木の葉っぱ全体を見て、
葉っぱを複数のブロックに分けながら描いていきます。
↑この写真の場合だと、
このように葉っぱの全体の中に10個ほどのブロックがあるようなイメージで描いていきます!
このブロック分けのコツは、
写真を見たときになんとなく
この部分とこの部分は分かれているなー
と見える部分を一つ一つブロックに分けてていくような感じです。
では、ブロック分け10個くらいを目安にして、
葉のブロック分けをします。
はい、ブロック分けをしてみてどうですか??
↑↑ブロック分け出来ました!
【木イラストの描き方(書き方)】葉っぱの【ブロック分け】はあくまで絵を描く上での目安!
【ブロック分けの数】は多少多くても、少なくても大丈夫です。
ブロック分けとは、
自分が葉っぱの立体感を意識しながら描くために必要な基準の設定なので、
自分が分かりやすいブロックに分ければいいのです!!
では、シンプルな【木の描き方】初級編終わり!!ということで、
次はさっそく、
↓実用編の【木の描き方】にいきましょう!!
【木イラストの描き方(書き方)④】木の絵を描く方法。すぐに使える「実用編」がコレ↓
初級編では、シンプルな木の描き方の手順を説明しました。
それを踏まえて、
実用的にイラストや漫画の原稿で使える
プロ並みの【木の描き方】を解説します!!
まずは、
1番最初に書いた「木の描き方」の【3つのカテゴリー】↓
- 木の全体像を見極める
- 木の枝と幹を見極める
- 木の葉っぱを見極める
に照らし合わせて手順を絵を解説していきます!!
まずは初級編のおさらいに、
もう1つだけ別のタイプの木の写真で描く手順を解説します。
【木のモデル】はこちら↓↓
【最初に描いた木】よりも身長の大きな高い木です。
「高い」ということは、
全体の大きさも大きいので、前の木よりもバランスや比率、大きさの統一感を正確に描くことがより重要になってきます!!
基本的に工程は初級編と同じです!!
どんどん描いていきましょう!
【木イラストの描き方(書き方)】葉っぱのラフなアタリを描いてきます↓↓
次に葉っぱの下に見える
木の幹の大きさや太さを指定して描いていきます
こんな感じですね↓↓
木の幹がかけたら初級編と同様、
葉っぱの中に枝のアタリを描いていきます↓↓
↑↑写真をよく見て
枝の見える部分、見えない部分それぞれしっかりと描いていきましょう!
↑↑そして全体の木のアタリ絵が描けたら、
初級編と同じで葉っぱの正確な輪郭を描いていきます
【木イラストの描き方(書き方)⑤】木の大きさによって「葉っぱの描き方」を変える!
木が大きくなればなるほど、
木の全体像を見たときの葉っぱというのは細かく描かなければいけません!!
逆に木が小さいほど、葉っぱの一枚一枚は葉のシルエットもハッキリと見えますよね。
つまり、1枚の葉っぱの描き方も【木の大きさ】によって違ってくるということは大事なポイントです!
特に!
葉っぱのアウトラインを描くときは、
1枚1枚の葉っぱの大きさをイメージしながら、アウトラインを描いていきましょう
この1枚1枚の葉っぱが、
木に対して大きくなり過ぎててしまうと、木全体のバランスがおかしくなり、
大きい樹木を描いているのに
とても小さな木に見えてしまう失敗があります。
なので
葉っぱの大きさと樹木の大きさのバランス比率はしっかりと写真を見ながら描いていきましょう!!
はい!
↑葉っぱの外側のアウトラインが正確に描けたら、
紛らわしくならないように最初に描いたラフなアタリを消します。
【木イラストの描き方(書き方)】「葉っぱと幹の比率」をよく見て!!
この状態で木の全体像の簡単な下書きができました。
ここから細かい絵の作業に入っていきましょう。
この時に一番最初に確認して欲しいのは、
葉っぱと樹木のバランスが崩れていないか??再度写真を確認しましょう↓
この写真で見ると
葉っぱと幹は約1.3対1くらいの比率だと思います。
なので、イラストもその比率で整えましょう!
【木イラストの描き方(書き方)⑥】葉っぱの全体像を描くときは必ずブロック分けする事!
細かい葉っぱを描く作業に入ってきます!
葉っぱを描くとき、特に、
大きな木の葉っぱを描くときはむやみやたらに葉っぱを描いていくのだけはやめましょう!
必ず立体感がなくなってしまうからです
大きな木であればあるほど、葉っぱに立体感がなければとてもノッペリした木になってしまいます。
これも初級編と同じく、
全体の葉っぱをブロック分けしていきます
では葉っぱをブロック分けしていきましょう
下の絵のようになります↓↓
↑↑はい!これぐらいの大きさの木であれば、
葉っぱ全体を10個ほどのブロックに分けます。
【木イラストの描き方(書き方)】木の絵のイメージは「ブロッコリー」
イメージとしてはブロッコリーですね!
野菜のブロッコリーのようにモコモコした感じを積み上げていくようなイメージでブロック分けしましょう!!
(もう、木でしょう。見た目↑)
ちょうどこのブロッコリーの感じが
木の葉っぱの感じととてもよく似ているのでイメージしやすいと思います!!
ここでブロック分けしておくことで、
この後の作業がとてもシンプルな作業になってくれます!
【木イラストの描き方(書き方)】「葉の絵」を立体的に描くコツは【光源の位置】!!
では描いていきましょう。
この1つのブロックの丸の中に【細かい葉っぱタッチ】を敷き詰め、並べていくだけです↓
こんな感じ↑です。
一番最初に考えることは光の位置を決めること!
- 光源がどこにあるのか?
- どこから光が差し込んでいるのか??
によってイラストの中に明暗をつけることがかなり大事です!!
木のイラスト絵に
【明るいところ】と【暗いところ】をしっかりと指定することで木の絵の立体感がアップします。
もしも左から太陽(光源)がさしているならば、木の左側は明るくなり、反対側の右側は暗くなります
なので絶対に
【木イラストの描き方(書き方)】木の葉っぱの絵を描く前に「光源」を指定する!
では今回は、
この木のイラスト絵の【左側】に光源があると指定して考えていきます。
↑左側から光が当たっているので、
このイラスト絵の「木の左側部分」は明るくなりなるように描き、
右側に行くほど暗くなるようにしていきます。
具体的に言うと、
この葉っぱのタッチを
光のあたる左側は少なめにする。
そして光源から遠い右側にいくにつれて、
タッチを多くしていけば右の方が遠くから見たときに色が濃く暗く見えます!!
- 光の強い方はタッチを弱く(明るくする)
- 光の弱い方はタッチを強く(暗くする)↓↓
はい。
では後は1個1個の葉のブロックに
同じように葉っぱのタッチを描いていきましょう!
後はもう繰り返しの作業です↓↓
全てのブロックの中に葉っぱのタッチを描き終えたらこんなふうになります↓↓
しっかりとブロックの中のタッチに
明るいところと暗いところを使い分けたことによって、
全体を引いてみた時に
葉っぱ全体にとてもきれいな立体感が出ていると思います!
【葉のブロック分け】をして絵を描くことが「木の描き方のコツ」最大のコツ!
このブロック分けをしないと、
むやみやたらに葉のタッチ描くだけでは立体感を絶対に出ないです!
なので、葉っぱを描くときはこのブロック分けは必ずしておく方をオススメします!!!
ここまできたらほとんど完成です!
後はこの中央の部分が少し隙間が空いてますよね?↓
ちょうど写真で見ると葉っぱよりも、
枝がよく見えている部分です。
この部分は葉っぱが少ないので、
中の枝がよく見えています。
周りを葉っぱで敷き詰めた分、このスペースが少しスカスカに見えるので、
この部分にもう少しだけ枝をプラスしていきます!
こんな感じになります↓
このように仕上げとして、
枝をプラスすることで、この木全体の「奥行き感」が出てくれます!
これが【木の描き方】の【下書き】です!
ためしに少し色つけてみましょう!
色をつけてみると、
下描き絵がちゃんとうまくいっているかがよくわかりやすいです!
【写真と比較しましょう↓】
↓こっちは【木のイラスト絵】
立体感がよく出てくれたんじゃないでしょうか!
もちろん色による立体感も出ていますが「色を塗るという工程」に入る前に、しっかりと「下描き絵」が描いてあるからこそ色も塗りやすいのです!
これが【木の描き方】で大切なこと3つのうちの1つ
①全体像を見極める
の解説でした!次は重要カテゴリーの【2つ目↓】
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【木イラストの描き方(書き方)⑦】木の「幹や枝」を見極める!
について解説します!
木を描くうえで大事なこと【カテゴリー2】は
木の幹や枝の質感を正確にとらえること!
何回も言いますが、
木といっても数え切れない位の種類
そして数え切れないくらいの色々な大きさの木が存在します。
なので「これだけ気をつければいい!」
といった明確な木の絵のマニュアルみたいなものはありません!!
描きたい木によって、その木それぞれに「独特の質感やタッチ」があります。
そのシルエットや質感を明確に捉えることが木のイラスト絵を描く上で重要です!
逆にその木の質感やシルエットが正確にかけなければ、
何の種類の木の絵を描いたかが伝わりません。
それを伝える上で
とても重要なファクターが【カテゴリー2】における
【木の幹や枝を見極める】です!!
では木の絵の質感とシルエットを正確に描くということについて解説していきます!
まずは木のシルエットについて書いていきます
シルエットというのは、
主に枝の配置、枝の並び方です。
【木イラストの描き方(書き方)】「木の見え方=枝の見え方」といえるほど「枝の絵」は重要!
今から、イラストで解説していきます!!
まず、木の幹があります↓↓
ここに枝を描いていきますが、
この枝の見え方のシルエットがうまく捉えられてないと、全体のバランスが崩れてしまいます。
なので
- 枝の配置
- 枝の描き方
というのはとても重要になってきます!
ここで2タイプの木の幹のイラストを例に見てみましょう↓↓
まず【1つ目】のこの木の枝はどうでしょうか??
↓↓
↑↑はい。結果から言ってしまうとあまり良くありません!NOです。
なぜ良くないかというと、、↓↓(下も同じ絵です。)
この木の枝は↑↑
隣り合う枝同士が全て同じ高さに来てしまっていますよね。
左右にある枝が両方とも同じ高さでそろっています。これはあまり良くありません!
自然物というのは形が整いすぎてしまうと、逆に不自然に見えてしまいます。
また木というのは、
ものすごくランダムなシルエットをしているので
逆にこのように左右対称に平等に整っていすぎてしまうと、自然物としてすごく違和感を感じてしまいます。
次にもう1つ、下のイラスト絵を見てみましょう!
↓↓コッチの「木の絵」はどうでしょうか??
↓↓これは「良い例の木の絵」です!!
なぜか?
イラストで解説すると、下のイメージ↓↓
こんな感じで↑↑
左右の枝の高さがそろいすぎず、交互に生えているような枝のほうが自然に見えます。
また実際の木でも、このように枝同士は交互に生えています↓
↑階段のように 左→右→左→右と だんだんになっていくように、上に行くにつれて左右の枝が交互に生えていくような感じです。
このような「木の枝の描き方」が自然で良いかと思います!
また、
隣り合う高さの枝が交互に生えていくのはこの大きな幹に限ったことではなく、
そこから派生している枝や、細かい枝先っぽに至るまで
全てこのように交互に生えていくように枝を描いていくと
木の描き方がより自然になると思います!!
【木イラストの描き方(書き方)⑧】木の枝の「分岐点」が木の絵では超重要!!
【木の枝の描き方】で一番重要なポイントは「1番最初の枝の分岐点」です!
木というのは、
地面の土から大きな太い幹が上に生えてきますよね。
そしてある地点でその大きな幹が枝分かれしていきます。
この1番最初に枝分かれする部分を「枝の分岐点」と言います。
この枝の分岐点をうまく描くことが、
木のイラストを上手に描くことに大きくつながっていきます!!
また何度も説明しましたように、
木というのは様々な種類があります。
この【枝の分岐点】も木によって高さが全然違います。
↑画像のように「枝の分岐点」が地面から1メートルぐらいの低い位置にある木
↑またはこの木のように、人の身長くらいの高さに「分岐点」がある木
↑大きい大木になれば、
1番最初の「枝の分岐点」が4メートルも5メートルも上にあり、
そこからやっと「枝分かれ」し始めるという木もあります!
なのでこの「一番最初の枝の分岐点」というのは、
「自分が描きたい木の絵のイメージ」に合わせて描いていくことが大切です!!
【木イラストの描き方(書き方)⑨】木の分岐点はいろんなパターンがある!
木は「この最初の枝の分岐点」から、
枝が分かれ始めるのですが、
この【分かれ始める枝の本数】は
2本タイプの木だったり↓
3本タイプの木だったり↓
多いと4本や5本に枝分かれする木もあります↓
なのでこの枝の分岐点から、
何本の枝が枝分かれ(分岐)していくのか??
ということも「木の種類」によって変わってきます。
そこもやはり「写真を見たり、実際の木を見て」描くのが一番正確でうまくなります!!
【木イラストの描き方(書き方)⑩】木の「枝分かれ」を上手く描く【絵の手順】はコレ↓↓
では実際に枝のシルエットを描いていきましょう!
今回は枝分かれが【3本タイプ】の木をモデルに絵を描いていきます!!
まずは「木の幹」を描いていきます↓
次は「1番最初の分岐点」から 3本タイプ の枝分かれする枝を描いていきます。
【2本の分岐点の場合↑↑】
【3本の分岐点の場合↑↑】
では、3本の分岐点タイプの
この「1番左の枝」を描いていきましょう↓↓
【木イラストの描き方(書き方)⑪】木の絵を描く時は「まっすぐな線」は絶対に使わないこと!!
まずこの「枝分かれした3本枝」の1本をスーーと上へ伸ばしていきます。
この伸ばしていくときに重要なのは
枝をまっすぐにしすぎないこと!!
というのは最初に言った通り木はランダムなものです。
「木の絵」に限らず、自然物の絵(石、岩、水、植物、雲)には完全な直線ラインは存在しません!!
なので人工物のような「整いすぎた枝」にならないように意識して枝を伸ばし描いていきます。
【木イラストの描き方(書き方)⑫】枝は「左右交互」に描くこと!!
この3本のうちの1本を枝先まで伸ばしたら、
その枝から、さらにまた枝を生やしていきます↓
この時に気をつけるのは 、さっきも描きましたが
必ず生えていく枝が交差して、
左→右→左→右と階段を上がっていくような感じで交互になるように枝を描いてください↓↓
ちゃんと「左右の枝の高さ」が左右対称にならないように気を付けましょう↓↓
(あまり良くない描き方の例↑↑)
【木イラストの描き方(書き方)】絵のワンアドバイス!木の枝は「先っぽ」にいくほど細くしていく!!
木の枝を延ばせば延ばすほど、
「枝の太さ」が細くなるように描いていきます。
枝というのは、
先っぽに行けば行くほど、するすると細くなっていくので、
根元から枝先までずーっと同じ太さで描かないように気をつけて描きましょう!
では、今の工程の繰り返しでさらに細かい枝を増やしていきましょう↓↓
こんな感じですね↑↑
【最初の3本の枝】から生まれた枝、そしてその枝からさらに枝を生やしていくような感じですね。
こうやって「枝の世代をどんどん増やしていく」ように、
枝を2世代3世代と階層的に増やしていきます 。
はい!これをわかりやすいように
下のイラストのように色分けして描きました↓↓
↑これを簡単に説明すると
一番最初に枝分かれした3本の枝を【親枝】(おやえだ)一番最初に木の幹から生まれたので「親の枝」とします。
そしてその【親枝】から生えているのが【子枝】(こえだ)これを「子どもの枝」とします↓↓
そしてこの【子枝】からさらに細かく生まれた枝を【孫枝】(まごえだ)とします↓↓
このように親→子→孫というように枝が世代に分かれてどんどんどんどん細かく生えていく。
という風に
【枝の構造】を考えていくと非常にシンプルに「枝の絵」が描けると思います!
【木イラストの描き方(書き方)⑬】木の幹(みき)の質感を再現すると絵がリアルになる!!
次は【木の幹の質感】を解説をしていきます!
木の質感ももちろん木によって様々な質感があります。
↑↑例えばこんな質感や、
↑↑こんな質感や
こんな質感↑↑
木によって樹皮のデザインも様々になっていきます
なのでこの木の質感樹皮のデザインというのもまた、「木の描き方」でかなり重要なポイントです。
では【幹の樹皮の質感(デザイン)】を写真を見て描いていきましょう!!
木の質感のモデルは下の写真です↓↓
↑『杉の木』タイプの木の樹皮です。
これは一般的に皆さんが描いたりするような木の一番の代表格の質感(デザイン)ではないでしょうか。
この写真を見ながらこの木の質感の描き方を説明していきます
【木の質感の描き方(書き方)】も【光源】の位置を決めてから描こう!
一番大切なのは【光の方向】です!
光がどちらの方向から当たっているのかという光源を自分の中でちゃんと指定します。
この「光源の位置」を全く決めずに、
適当に描いていくと、、
【木の立体感や木の明暗が統一されず】おかしな立体感の絵になってしまうので注意しましょう!!
では、光源の位置を決めたら
木の輪郭を描いていきます!!まず2本線をひきます↓↓
その中に木の質感(デザイン)を描いていきます!
この木の場合は下の画像にあるように、
【細長〜い ひし形】をずらーっと並べていくようなイメージですね。
基本的に木の質感というのは、同じ形(模様)が連続して続くような感じで描きます。
この杉タイプの木でいうと、
この細長く伸びた【ひし形】で埋めていくようなイメージで描いていきます。
ただし、ひし形を単純にしきつめるだけではダメ!!
この時に注意すべきことは
同じ線の太さで全体を描かない!!ということです。
最初に「光源の位置」を指定しましたよね。
光の位置を指定したということは、必ず左右のどちらが明るくなり、どちらが暗くなります。
必ずどんなものにも、光が当たると
明暗のグラデーションがつきます。
なので、光源の位置をしっかりと意識し、
光源に近いほうの面は線を少なくしたり、細くしたりして絵的に明るくみせます↓↓
↑反対に光源から遠いほうの側は線を濃くしたり、太くしたりして 暗くなるように描いていきましょう!
こうすることで光の位置を意識した木の立体感というのが生まれます↓↓
ここで線の太さも一緒になったり線の濃さも一緒になってしまうと、
左右の間で全くグラデーションも立体感も生まれない、
光の位置も意識されないノッペリした木(イラスト)になるので要注意!!
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【木イラストの描き方(書き方)⑭】絵をリアルにするためには、「自然の汚れ」を描くこと!!
木の質感(デザイン)の明暗(グラデーション)がかけたら、
次は樹皮を精密に描き込んでいきます。
【本物の自然の木】のというのは、
- 必ず皮がめくれていたり
- 傷が付いていたり
- また穴ぼこがいていたり
- 木の皮が毛羽立っていたりしますよね。
そういうリアル感を細かく付け足すことで
「人工的なイラスト」を「生きている木」に近づける工夫をします!!
ここで「汚れや質感のほつれ」みたいなものを描かないと
まるで作り物の人工物みたいな木(綺麗すぎる嘘くさい絵)になってしまうので注意しましょう!!
この場合も光源の位置を必ず意識して描きます↓↓
↑↑この小さな傷や樹皮の汚れ、ほつれを描いていく時にも、
必ず光源の位置。
どちらが明るくなって
どちらが暗くなるかを左右できっちりと統一させましょう!
【木イラストの描き方】の注意!!
キズや汚れを「均等」に描きすぎてしまうと、
せっかく前の段階でつけたグラデーション(絵の明暗)が消えてしまうので注意しましょう!
ではこれで木の質感が完成しました↓↓
では写真と絵を見比べてみましょう↓↓
木の質感もちゃんと特徴を捉えていますよね
また、「木のほつれや汚れ」も付け足すことで
木が人工物ではなく自然物として存在しているという感がよりアップできると思います!
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【木イラストの描き方(書き方)⑮】別タイプの「木の質感」を描いてみよう!!
ではもう1つ違うタイプの質感の木を描いていきましょう!
次の木の画像はこちらです↓↓
次の木は【ケヤキっぽい木の樹皮】ですね。
木にはあまり詳しくないので、ケヤキっぽい樹皮ということにしておきます。
大事なのは、木の知識を持つことではなく、
リアルな写真をみて本物を見て描くことなので
木の名前までは覚える必要はそこまでありません。
(知識はあるに越したことはないけどね。)
ケヤキといえば、
よく道端の林家また街路樹とかでもよく見かける木ですね。
比較的まっすぐきれいに幹が伸びて見た目も美しい木です。
↑↑ 最初の杉タイプとは違い、
細かな模様が敷き詰められている感じではなく、
比較的表面がツルツルしていて白い斑点がある堅そうな木というイメージの木です
ではこの「樹皮タイプの質感の描き方」を解説していきます!
まず白い斑点が特徴的なのでこの白い斑点を描いていきます
写真を見てわかるように
何か規則性があるわけでもないのであまり整いすぎないように白い斑点を描いていきます↓↓
この状態でも結構特徴は出ていると思うのですが、
立体感を出すために木の横のラインを描くことで立体感を出していきます↓↓
こんな感じですね
少し濃くなってしまったのですが、
これぐらい横方向の線を描くことで立体感が生まれたと思います。
もっと立体感を出していきます↓↓
このように↑↑タテに少し割れたような境目のような線(スジ)を引くことで、
より木のモコモコした立体感というのが表現できます!
もう少し白っぽい色の木にしたい時は
この線を太めではなく細めで表現するとアナログな白黒絵でも、ちゃんと白っぽく見えます。
また1つめの木の時と同じで
必ず光源の位置を意識し、
明るい方と暗いほうで明暗のグラデーションをしっかりとつけましょう。
「明暗のグラデーション」は
どんな木の絵を描こうとも必ずしてください。
これは木の種類によって変わることではありません!
どんな木を描くときでも応用できる描き方です。
はいここで2つのタイプの樹皮の質感を描きました
最後にワンポイントアドバイスとして↓↓
【木イラストの描き方(書き方)⑯】プロ並みの絵に近づけたいなら、「ランダムな自然の工夫」を足そう!
少し上級者向けの描き方を解説します。
↑↑前に描いた「2つのタイプの樹皮」はあくまで基本です。
もう少し上級者向けの木を描きたいときは、
↓↓下の写真のような「ツルや絡みついたツタ」を描くとアクセントの効いた工夫の見える木の描き方になります↓↓
葉がまきついていたり、
葉におおわれていたり、
↑↑細いツルが巻き付いていたり緑の草が茂っているのを描くことで
また雰囲木の変わった木になりますよね。
イラストの仕事は何を描くときも、自分なりの工夫をプラスすることで見違えます!!
例えば漫画のアシスタント先で「木を描いて!」
と先生に指示されたときに、、、
ただ真っ直ぐの棒立ちの何の特徴もない工夫も無いありきたりな木を描くよりも↓↓
下のような↓↓
ひと工夫のある木を描いた方が工夫しているな。
というふうに見えることもあります。
(もちろんあくまで【指示の範疇】で描くといったことが前提ですよ。
全く指示されていない、先生の指示とは全然違う木を描いてはダメですよ。)
このように基本の描き方を捉えつつ、
自分なりの工夫(ここでいうとツタやつる草のようなものを巻きつけたり、ほころびを描いたり汚れを表現したり)というような自分なりの工夫をプラスしていけると、
自分の中の絵のパターンや技術力表現力の引き出しがアップしていきます!
【木イラストの描き方(書き方)⑰】「木の根っこ」が絵の根幹である大事な土台です!
次に重要なポイントは【根っこ】です
「木の根っこの絵」と言われて、
↓↓下のようなイラスト絵を描いてしまうとちょっとNGかもしれません↓↓
このように地面が始まった途端に、
木の輪郭が真っ直ぐプツンと切れきれてしまうように、土に埋まっている木の根っこを描いたことはありませんか??
これだと、木の立体感がこの部分で突然無くなってしまうようなノッペリした木になってしまいます。
なので根っこを描くということを
かなり重要なポイントとして覚えておいてください!
↓下の画像の根っこは上のNGなイラストとは全然違いますよね。
↑↑根っこが途中まで土の上に露出しており、
【根っこの枝分かれ】も見えています。
木の根っこが自然に描けると、「木の絵」も自然に見える!
このように根っこの部分を描くことで、
木の立体感が損なわれずに、幹がしっかりと地に入り込んでいる。
というのが自然とわかります
案外、木の根っ子というのは結構見えていたりします。
特に自然に生えている山の樹木や林の木などには根っこが見えている木が多いようです。
逆に上のNGにした木の根っこの見え方もなくはないのですが、
絵的に改良の余地ありという感じでNGとしました。
ある程度、根っこの部分は見えるほうが自然だと思います。(もちろんお好み)
(ここでの自論はあくまでリアルな木の知識について語ることではなく、イラストとして描くときのデフォルメの目安としての自論です。
イラストとして描くなら、、、という前提の話であることをご理解いただけますとありがたいです。)
「根っこ」が土から露出した「木の描き方」を解説していきます!
難しく考えなくていいです!
まずは「木の幹(みき)」を描きます。
↑↑その幹をタテ方向にランダムな太さで「ブロック分け」します。
上の絵のように1.2.3.4.5.とランダムな太さでタテにブロック分けしてください。
そしたらそのブロックの延長上に下方向に向かって根っこ伸ばしていきます↓↓
この時、根っこはまっすぐ下に伸ばすのではなく、
【タコの足のように】放射状に伸ばしていくと綺麗な「根っこのアタリ(ラフ絵)」になります。
後は、このタコの足のように伸ばした根っこを下描きにして、丁寧に根っこを描いていきましょう!
↑↑またこの5ブロックを様々なランダムな太さにしたのは、あまり整い過ぎると人工的な絵になってしまうからです!
このタテ方向のブロック分けは、
太いのがあったり、細いのがあったりとランダムな太さで描くと自然な木の立体感に見えます。
ではこれを鉛筆で線画にしてみましたそれがこちらです↓↓
一番最初に描いたNG例の木と比べてみましょう↓↓
どちらが自然な木の根っこかは明白ですよね。
はい!
これで【木の描き方】「重要カテゴリー2」の【木の幹や枝を見極める】の描き方は終了です!!
【木イラストの描き方(書き方)⑱】最後のカテゴリー→【葉っぱ絵の描き方】
次は「木の描き方」での【重要カテゴリー3つ】のうちの最後!
【葉っぱの描き方】です!
葉っぱも木の種類によって様々な形があります!
ここではこれが正解!!
というような説明の仕方ではなく、
あくまで1つのパターンを解説するという感じで見てみてください。
はいこちらは↑↑【いちょうの葉っぱ】ですね
↑↑こちらのほうは【桜の木系の葉っぱ】ですね
葉っぱにもいろいろな種類があります。
形もそれぞれ生え方もそれぞれです。
「葉っぱの生え方」に注意して描きます!!
【木イラストの描き方(書き方)】注意点→「葉の生え方」も色々ある!!
特に【葉っぱの生え方】は
下のような右→左→右→左と1つの枝に対して交互に生えていくような【交互タイプ】↓↓
↓こちらのように「左右対称」に左と右で同じ高さで生えていく【左右対称タイプ】というのがあります↓↓
下の写真を見てください↓
青い四角で囲まれた葉っぱが【左右対称タイプ】の葉っぱ
赤い四角で囲まれた葉っぱが【交互タイプ】の葉っぱです。
このように木の種類によって
生え方に様々な違いがあるので、そこも自分の描きたい木をよく見て描くのが一番正確です!
【木イラストの描き方(書き方)⑲】葉の「付き方」をバランスよく描くのがかなり大事!
次は【葉っぱの付き方】というのを説明していきます。
もちろん木によって様々な違いはあるのですが、おおまかに説明するとこのような葉っぱの付き方になります↓↓
↑「1本の枝」から細い枝が枝分かれし、
その枝の1つ1つに葉っぱが左右に生えている。
↑↑そして一番細い枝の先端に、
「1枚の葉っぱ」が最後に生える。
というようなイメージの枝葉が多いと思います。
【木イラストの描き方(書き方)⑳】「近くで見る葉っぱ」と「遠くから見る葉っぱ」は描きわけよう!
次は【遠くから見た木の葉っぱの描き方】を解説します
まず木を【遠くから見たとき】に、
葉っぱというのはどのようについているのか?というのは写真をよく見る必要があります↓↓
【全体像の葉っぱ】を描きたいときは
むやみに描いていくと絶対に立体感がなくなります!
なので、「葉っぱ全体」をいくつかのブロックに分けます
はい下の画像見てください↓
これが葉っぱのブロック分けです↓
木の葉っぱというのは、必ず枝に対して生えているものです!
ということは、
枝ごとに葉っぱのブロックが、必ず分かれているはずなのです。
- そのブロックを見極めて指定する
- そのブロックごとに葉を描いていく
ことが葉っぱをきれいに描くコツです!
下の木も同じです↓↓
必ず葉っぱごとのブロックが存在します。
この木を「ブロック分け」すると、下の画像のような感じですね↓↓
↑こうやって「マル」で区別してみると、
葉っぱと葉っぱがどこで分離して立体感を形成しているのか、
というものが非常にわかりやすくなります!
このブロック分けを明確にすることで、
木全体の葉っぱの立体感を明確にイメージして描くことができます!!
【木イラストの描き方(書き方)㉑】ざっくり「絵の手順」をまとめよう↓↓
↓ブログの最初に出した「木のモデル」をもとに解説していきます。
このように葉っぱのシルエットの中に↓↓
自分が写真で見極めた葉っぱのブロック分けをマルで描きわけていきます
↑↑後はそのマルの一つ一つに「葉のタッチ」を描き、立体感を描写していきます。
これを繰り返していくと↓↓
↓
↓
葉っぱ全体の立体感をしっかりと維持したまま、
葉っぱ全体が仕上がっていきます↓↓
↓
こうなります。
【木イラストの描き方(書き方)㉒】最後のまとめ!!「プロ並みの木の絵」を描く方法がコレ↓↓
では、今回のブログの「総まとめ」として、
ゼロから木を描く工程を最後に見てください↓↓
まず最初に「木の幹」を描きます↓
↑幹の最初の「枝の分岐点」は【3本タイプの幹】で描いていきます。
幹に最初の「分岐点」が描けたら、その「3本の分岐点」から枝を生やしていきます↓↓
- 3本の【親枝】を描いていきます
- その「親枝」から【子枝】をどんどん派生していきます
- 枝が描けたら、「葉っぱのブロック分け」をしていきます
【木イラストの描き方(書き方)】葉っぱのブロック分けの注意点!!
ブロック分けは何度も何度も描きこみ過ぎないこと!
ここで線が増えて、汚くなってしまうと
ここから緻密に入れていく葉っぱがきれいに入りません。
絵全体がゴチャゴチャします。
なので、
ブロック分けの線は、なるべく簡単に位置だけわかるようなシンプルなアタリで描きます!
↑↑ブロック分けのアタリ(ラフな絵)が描けたら
早速葉っぱの中身を描いていきます!
【木イラストの描き方(書き方)】葉っぱの見え方は「木までの距離」で描きわけること!
葉っぱのタッチというのは、
【木をどれだけ遠くから見るか?】
という【木までの距離】によって葉の描き方の質感やタッチが変わってきます。
ものすごーく遠いところから、
その木を見るのであれば、葉っぱのタッチは「点描」のような点々で描きます↓↓
逆にほんの2〜3メートル先の木を見るときは、葉っぱの1枚1枚の形がある程度ハッキリ分かるくらいのタッチで描きます↓↓
今回の場合は、
あまり遠すぎないところにある木というふうに設定しましたので、
ある程度葉っぱの形(シルエット)が見えるぐらいの大きさで描いていきます。
【木イラストの描き方の注意点】葉っぱはキレイに並べすぎないこと!!
↓↓下の画像を見てください。
↑こんなふうに葉っぱを綺麗に並べすぎると逆に不自然に見えてしまいます!(ギョウザみたいになってる、、、)
木(自然物)の形というのは、
とてもランダムなバランスの上に成り立っています。
植物だけに限らず「自然物」というのは整いすぎてないところが自然です。
なのでこのように、
葉っぱを整えすぎてしまうと、すごく人工的なものに見えてしまいます。
なのであまり整えた↑↑「餃子」みたいな並べ方はなるべくしないようにしましょう!!
では、どう描けばいいのか??
【木イラストの描き方(書き方)㉓】葉っぱの描き方がわからない人は、まず枝を描こう!!
- 葉っぱの生え方がいまいち分からない、、
- 葉っぱの並び方がイメージできない、、、
まず枝を描きましょう↓↓
葉っぱというのは、
前述しましたように「枝にくっ付いているもの」です
なので、
「葉の生え方」がわからないときは、
まず一番最初に葉っぱが付いている『枝』を描きましょう。
その枝に葉っぱが生えるように並べていくと、自然な「葉の付き方」で絵を描くことができる!!
こんな感じで描いていくと、葉っぱの描き方がやりやすくシンプルになると思います!
また大きな木の葉っぱを
1枚1枚描いていこうとすると、めちゃくちゃ疲れますよね!
それにものすごく時間がかかってしまいます。
なので、
あえて下描きではそこまで1枚1枚欠かないことをおすすめします!
今回はイラストの解説として、
そこそこ1枚1枚の葉を綺麗めに描いてますが、イラストの下書きということであれば、
なんとなくの形がわかる位のラフな感じの下書きで全然大丈夫だと思います。
近くで見てみるとこれぐらい粗くても下書きは大丈夫です↓
少し引いて遠くから見てみましょう↓
こんな感じですね
【木イラストの描き方の注意点】葉のタッチを統一しよう!
今回の場合は、
いろんな葉っぱの描き方を解説ながら描いていているので、
この左側に敷き詰めた葉っぱは、上と下でタッチが違うものが並んでますよね。
でも皆さんが描くときは
ちゃんと葉っぱのタッチというのは全体で統一しましょう!
僕の個人的な【葉っぱ絵のタッチの描き方】のおすすめ↓↓
葉のタッチを描く時に、
外側のアウトライン(葉全体のりんかく)を整えすぎないこと!!
葉の1枚1枚を
1つのブロック分けの丸の中に収めすぎないことです!!
下のイラストを見て下さい↓↓
↑↑葉っぱがブロック分けの丸の中に綺麗にそろい過ぎてしまっています。
なので、
この下のイラストのように↓↓
葉っぱの周りにちょこちょこっと飛び出すように
葉っぱの「りんかく」をはみ出すように描きます!!
このように、ランダムに飛び出す葉っぱをバランスよく葉の周りに散らしてあげると、
【葉の描き方】でかなり重要なポイントなので 是非試してみてください!!
【葉っぱの全体像】が描き終わりました。
では、これから
木の幹、枝の部分の【質感】を絵に描きこんでいこう!
まずは【枝の分岐点の質感】を先に描いていきます
この枝の分岐点から生まれた3本の【親枝】にそれぞれの進行方向と平行に細いスジを2〜3本入れていきます↓
↑今 描いた「うっすらとしたスジ線」を基準として
次の画像のように↓↓
ヨコ方向に対して、木の丸みの構造線みたいに細かいヨコ線(横シワ)を描いていきましょう↓↓
はい。
これでかなり枝の質感や立体感で見違えたんではないでしょうか!
これはどんな木のイラスト絵にも使えます。
「立体感や木の質感」が出てくれるのでオススメな描き方です!
【木イラストの描き方(書き方)㉔】タテ方向にスジ線を描くことで木の絵のリアル感がアップします!!
木の幹の部分にも今の工程と同じように
まずはタテ方向に細い線(縦スジ)を入れていきます。
タテにスジ線を描く↓↓
↑↑この時に「まっすぐ垂直に」タテ方向にスジを入れるのではなく、
進行方向に対して若干ナナメに傾いたような感じでうっすらとした線を引いてください↓↓
その方がカッコイイ木の絵になります!
ナナメにスジ線を引いたら、
その線を基準に、さっきと同じようにヨコ方向に構造線のイメージで細かなヨコ線を入れていきましょう↓↓
↓
はい!どうですか?
絵の印象がかなり変わりませんか。
木の質感や立体感が出たんじゃないでしょうか。
この工程をプラスするだけで
一気に木のリアル感や木の存在感というのがアップしてくれると思います!!
【木イラストの描き方(書き方)㉕】太い幹には必ず「絵の明暗(グラデーション)」をつけよう!!
この幹の部分の質感を入れるときに注意すべきことが、
木の幹の明暗(グラデーション)をちゃんと意識して描くこと!!
↑↑今回の場合は、
【左側に光源、つまり光の位置がある。】
というふうに指定しています。
なので、
- 木の左側は少し明るめ
- 木の右側は暗め
なるように描くことを忘れないように!!
光の位置を最初に決めてから
左右どちらかを明るくして、
左右どちらかを暗くするということを丁寧に意識して描きましょう!
この立体感と木のグラデーション(明暗)がしっかりついてないと、
ノッペリした木の絵になってしまうので注意しましょう!!
最後に「木の根っこ」を絵に描いていきましょう!
先程、幹の部分に入れた縦スジ線がありますよね
↑↑このタテのスジ線から延長するように、タコ足のように根っこを描いていきます。
後はその根っこの質感とデザインを細かく描いていけば、絵の完成です↓↓
はい。根っこの完成です!
そして全体を引いて見てみましょう↓↓
やっと、、、木の絵の全体像が描けました!
どうでしょうか?
今まで解説したことをすべて取り入れたもので描きました。
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これぐらいの「木の絵」が描ければ、
【木の描き方】の基本としては充分ではないでしょうか。
長々といろいろ解説しましたが、
大事なのは1番最初に言ったとおり↓
【3つのポイント】
- 木の全体像を見極める
- 木の幹と枝を見極める
- 木の葉っぱを見極める
です!
この3つを意識して「木の絵」を描いていけば、「木イラスト」というのは意外とシンプルに描けてしまうものです!
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