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皆さんは【手の描き方】で何に1番注意していますか?
- まだ絵が上手く描けない
- 手の描き方を知らない人
が【一番注意すべきこと】は何だと思いますか??
【答え】↓
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【手の描き方】練習法①「想像力のみでイラストを描かない」
【手の描き方】で一番ダメなのは「自分の想像力だけで」描くことです。
例えばイラストレーターが自動車のイラストを描く時に、一番最初にすることは何でしょうか??
- 描きたい車の写真を見る
- リアルな車の写真を確認すること。
相当、車に詳しかったり、車を毎日描いている人でなければ、
車の「正確なシルエットやパーツデザイン」というのは頭の中に「完璧」にはありませんよね↓
その自分の頭の中の「あやふやな知識」のみでイラストを描いてしまうと、当然リアルからは程遠いイラストになってしまいます。
むしろ、プロのイラストレーターほど「写真」を見てイラストを描いてます!
【中途半端な知識=中途半端なイラスト】です。
つまり【中途半端な手の描き方=下手くそな手のイラスト】になってしまいます。
【リアルな手の描き方】のコツは「本物の手」にある!
「手の描き方」や「体の描き方」にも全て共通して言えること↓
中途半端な想像力は【手の描き方の邪魔】にしかならない!
- イラストが全然上手くならない!
- 練習しても練習しても絵が下手!
という人は、イラストを描く前に、まずは自分のイメージだけで描かないこと!
※絵が下手になるには【3つの理由】があります↓
写真やリアル「本物の手」を見て描くようにする。
これが【手の描き方】の第一ステップです!
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【手の描き方】練習法②必要なものは「スマホ」!!
まず「自分の手の写真」を撮りましょう!
【描きたい手のポーズ】や【手の構図】を描きたいだけ写真に撮ります。
※【足の描き方】も知りたい!って人は「下の記事」も合わせて開いて読んでね↓
【初級編】この↓【手の描き方】を上手くなろう!
【手の描き方】練習法③手の写真がとれたら「よく見ること!」
じっくり見つめる(写真を)
よーく見る(手の写真を)↓
絵を描くとき、手を描くときに1番大事なことは「観察力」です。
ただ「画力」があるだけでは絵は上手くなりません!
絵を描く前に「見る力」を理解することが【手の描き方】で必ず必要です。↓
【手の描き方】練習法④「手の全体を見るな!手の中の【骨】を見よう」
↑【描きたい手】の中にある「骨の位置」がどうなっているか??
これが「手の描き方」ではとても重要なポイント!
では【一緒に手を描く練習】をしていきましょう!
【手の描き方のコツ】「骨の方向性」を単純な線で描く!
この手のポーズの「骨の方向性」が分かりますか?
これがこの手の「骨の方向性」です↓
この「方向性」がズレていない限り、
あとはこの「骨のライン」に手を「肉付け」して描くことで、イメージした通りの「手の描き方」が描きやすくなります!
【手の描き方】練習法⑤「人間の身体に「直線」は無い!」
「自分の苦手なもの」を描くときに大切なことは、
その対象物をよく観察すること「観察力」です。
この手の写真、一見まっすぐに思える「腕の左側のライン」ありますよね。
ここ「直線で描けばいいかなー」なんて思いがちですが、、、
この手の写真をよーーく見ると、【ウデの左側の輪郭が少し膨らんでる】のが分かりますか??
となりに「直線」をかざしてみると分かりやすいと思います。
完全にふくらんでますよね。これが「見る力」です。
こんな風に腕のりんかく1つでも「完璧な直線」に描かず、少し膨らませるように腕の輪郭を描くとより「リアルな手」に描けます。
例えばもう1つ!
↑この手首の青矢印の部分。まっすぐではなく少しボコッと膨らんでますよね?
こういうポイントも頭の中のイメージでは想像できずに、描き落としてしまいがちです。
- 【体にはちゃんと「意味」があって、その部分がそうなっている】
という風に考えると分かりやすいかもしれません!
例えば「手首のこの膨らんでいる部分は、なぜ膨らんでいるか?」って疑問がわけば、
「ここの骨どうなってんだ?」としらべますよね。
- そこで、手首の関節の骨がこんな形になってて
- ここが可動域の重要な部分で
- 骨がこう配置連結されてるからココが出っ張るんだ。
と、腑に落ちる回答が見つかるわけです↓
この腑に落ちる回答が明確にインプットされることで、
次からは何も見なくても「骨を意識した手の描き方」を描けるようになります!
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逆に何も観察せず、手の仕組みも調べなかった場合、「なんで手がこうなるのか?」という
腑に落ちる回答がインプットされず、
次に同じ絵を描いても、前回と同じ失敗を繰り返してしまいます。
【絵が苦手な人】に多いのがこの「同じ失敗で絵の成長がストップ」している状態です。
【絵の描き方の悩み】が全然解決しない人はコレ読んでみて↓
【手の描き方】だけじゃなく、人間の体のシルエットに【直線】は存在しない!
写真をよーーーーく見て「手のシルエット」を見極めましょう。
- 描きたいもののカタチを「見極める」
- カタチを理解してから絵に描く
そこから初めて「線画」にします↓↓
↑【手の描き方】ここまで描けましたか?
この上達ポイントを意識するだけで、これだけ違います↓
はい!
たった2本線のアウトラインだけでも、画力の違いが一目瞭然だと思います。
「観察してない腕」と「観察している腕」
もちろん「絵柄」によっては左側が正解の場合もあります。(アニメっぽいデフォルメが強い絵柄とか)
ここで言いたいのは、
自分で意識して、両タイプの描き分けができるのであれば問題ありません!
両方描けるけど、あえてこう描いているという人は問題ありません。
逆に、どうしても観察してない絵になってしまう、、や
イラスト初心者で全然上手く描けない、、
という人は描きたいモノをしっかり観察して描いていくと、絵が向上していきやすいです!!
ここまででやっと手首までの輪郭が描けたと思います。
【手の描き方】練習法⑥手を「ブロックごと」に「解体」して描く!
「手の描き方」がなかなか上手くならない、、、
って人は、【全体を一気に描こうとするタイプ】です。
どういう事かというと、
一気に全てのものを描こうとして「自分の画力キャパ」を超えてしまい、結果【自信を持てないままドンドン描き進めていっている状態】になってませんか?
描きたいモノの全体を見るのではなく、そのモノの「本質」を見ます。
「本質」とはここでは、描きたいモノの「仕組み」や「骨組み」のことです。
なので、手を描く前に「骨」を意識して、「骨の方向性」をまず1番最初に描くことをおすすめしました。
では【手のブロック分けの描き方】を描いていきましょう↓
【手の描き方のコツ】「ブロック分け」のポイントは「関節」
手の描き方で【1番重要】といっていいのが【関節のイメージ】です!
では「手の関節」を基準に手を簡単に【ブロック分け】します。
今回の手の写真で「ブロック分け」をするとこんな感じ↓
- 手の甲ブロックのA
- 腕ブロックのB
- 指ブロックのC
の3ブロックにシンプルに分けて考えていきます!!
この時点では、指の関節は数が多いのでここではひとまず置いておきます。
手をシンプルなブロックに分けて考えることで、そのブロックごとの特徴を意識しながら、レゴブロックのように建設的にイラストを描くことができます!
繰り返しますが【絵の描き方】が苦手な方は
最初から完璧に絵の全体像を描こうとせずに、ブロックごとに絵を描いていくと、
一つ一つのパーツを組み立てるようにイラストを描くことができます。
これは「人物以外のイラスト」でも同じです。
※実は【植物の木の描き方】と【人の描き方】は似ています↓
絵は「ブロック分け」をすることで、1度に考えることをシンプルに「小分け」にする効果があるのです!
【手の描き方】練習法⑦「手のシルエットを疑え!自分の想像力は信用するな!!」
ではブロック分けで【手の描き方】の続きを描いていきましょう!
手首の上に四角形のシルエットを乗せます↓↓
ほぼ四角形ですね、
この段階では、手の甲の描き方は特別難しく考えず「単純に四角形を描くだけ」でも構いません。
「四角形」を乗せた後に、考えて加筆していきます。
手首の上に四角形のシルエットを描きました?
これが「手の甲のパーツ」部分になります。
ここで見てほしいのが、「小指」側の手の甲の側面です。↓
ここも真っ直ぐに線を描いてしまいがちですが「自分の手」を見てください。
やんわりと外側に膨らむようにカーブしていませんか?[個人差あり)
手をパーからグーにすると、よりカーブします。
そしてもう一つ。四角形シルエットの上の1辺を見てください。
この指の付け根ラインも、決して直線ではありません。
自分の「手の平」をみてください。
- 必ず小指の付け根あたりが1番下に来て
- 中指の付け根あたりが1番上に来ています。
やはりココも「直線」ではなく、
中指が一番高くなるような、ひらがなの「へ」の字型になっていると思います。
こんなふうに当たり前にまっすぐだと思っていた「手の部分」が、
実際に見てみると、あれ?ココこんな形になってたんだ!というような部分がいくつもあります。
そういうポイントを見つけるように「手の描き方」を書いていきましょう。
では今の2点を踏まえて、手首に乗せた四角形シルエットを調整します↓↓このポイントを意識!
四角形シルエットを調整できたら、
その四角形のシルエットの「親指」側の側面に「横向きの三角形のシルエット」を描き足します。
ここが手の「親指の付け根」になります。
これで「指以外」の手の描き方が描けた状態です。ここから「指」をつけていきます
これで「手の甲と腕の描き方」は整いました。
最後は【手指の描き方】です!
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【手の描き方】練習法⑧「手の完成度は【指の長さ】で決まる」
指を描く上で1番大切なのは、
【指の関節の位置】です。
「指の第1関節、第2関節」の位置を正しく描くことが「手の描き方」を自然に見せるコツです!
では最初に「指先から2つ目の関節」の描き方です↓
↓今描いてるイラストに「手の甲を2分割した線」がありますよね。
この手の甲の「1対1の比率」があります。
甲の上半分の長さを「1」とし、
さらに1対1になるように「手の甲の上方向」に
扇形のシルエットをイメージしてカーブラインを引きます↓↓
扇形(おうぎがた)のカーブラインを描けましたか?
この「カーブライン」が
【5本の指の関節が収まる半径の距離】になります!
「えっ、、と、、文字だけでは意味がわからん!!」、、という人は次のイラストへ↓↓
今、引いてもらったカーブラインが画像の「赤線」のことです。
この赤線の上に全ての指の関節が並んでいますよね!!
【手の甲と指の比率】を分かりやすくすると↓↓こんな感じです
つまりこの「扇形のカーブライン」を引けば、
一気に「5本の指の関節の位置が」描けるのです!
手指の「関節の描き方」は「丸」をイメージして描く
後はこのカーブラインに沿って「関節の位置」を指定していきます。
指の関節は「小さなマル」で下書きをするように描くとイメージしやすいです!
では、扇形ライン上に【5本の指の関節】をマル5つで描いていきましょう↓
これで「指の関節の位置」が決まりました!
次はこの「5つの関節に向かって」それぞれの手指の輪郭を描きます。
はい!出来ました。
ここからの「指の描き方」は同じ事の繰り返しです!
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先程は「手の甲と指の1つ目の関節」が1対1の比率になるような扇形カーブラインを描きました。
次はこんな感じです↓↓
↑指の「ブロックAとブロックB」が「約3対2の比率」のイメージで
画像にある「緑色のカーブライン」を描いていきます!
この2本目の「緑色のカーブライン」が【2つ目の関節の位置】になります!
後は同じ手順でカーブ上にそれぞれ「5本のゆびの関節」を描いていきます。↓
そしたらその関節に向かって指の輪郭を付け足していきます↓↓
ここまで出来たら【手の描き方完成まで少し】!
【手の描き方のコツ】指1本の比率は「1対1.5対2」を目安に!
では「指先」を描いていきましょう!
指の最後の「指先の部分」は「長さ」に注意して描きます!
↑上の指のイラストを元に解説すると、指は【3つのブロック】に分かれます 。
- 指先から1つ目の関節までのA
- 2つ目の関節までのB
- 指の付け根の関節までのC
↓この【3つのブロック】で「指の描き方」を考えるとシンプルです
↑↑このABCの指のブロックが
だいたい「1対1.5対2の比率」になるのが、指が一番きれいに見える「描き方の比率」です!
この比率を意識して「最後5本の指先」を描いていきましょう!!
↑「指先」が描けました!
これで【手の描き方】の基本が完成!
あとは「手の中のタッチや爪、シワの描き方」はもう個人個人の【お好み】です!
※【手の色塗りでコピックが欲しい!】って人はコレ読んでみて↓【コピック買うとき】に役立ちます!
手の甲の「骨スジの描き方」は1点集中で描く!
手首の中心あたりに「目安の点」を置きます。
その点に向かって「それぞれの指の付け根」から「骨スジのタッチ」を描くように線を引くと、骨スジが綺麗に描けます↓
また、細かい点ですが、
【手の爪の描き方】爪を「正方形」に描かないように!
「爪」ってあまり描き方を考えずに「正方形」で描きがちですよね。
でも、自分の手を見てください。
「正方形ではない」はず。
爪は人によって微妙に形は変わりますが【描き方の共通点】はあります。↓↓
↑図解イラストにあるように、
「A」の爪の側面ラインは垂直ラインではなく、内側にナナメに下りています。
そして、爪の形は正方形というよりも「逆さの台形」をイメージするとリアルな爪に見えます!
最後に「細かな指のシワ」を描けば【手の描き方】の完成です↓
↑真正面のアングルにしたかったので、写真よりも【手指の描き方】は変えています。
写真を見て描けるようになったら、こんな風にアングルや見え方を「自分で変化させて描く練習」もしましょう!
『模写しかできない!!、、』から脱出できる画力がついていくと思います!!
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