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【夏の空】といえば美しい雲!
「夏の雲」ってとても複雑で、難しいイラスト技術が必要だと思ってる人いませんか?
めちゃくちゃ簡単です!!
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雲の描き方は【手順】をおぼえるだけ!誰でも「夏の背景イラスト」が描ける!
今回ここで教える【雲の描き方手順】をマネして描くだけで大丈夫!
絵の初心者でも「綺麗な空のイラスト」が描けるようになります。
練習することはたった1つ!
【雲の描き方の手順】を覚えるだけです。
なので、この【雲の描き方ブログ】を読み終わってる頃には、きれいな「空と雲の描き方のコツ」を理解しているはずです!
「雲の写真」を使いながら、1つ1つ丁寧に雲の描き方を解説していきます。
もし【絵を描く道具】がある人は一緒に描きながら雲の練習をしてみましょう!
「雲の描き方」はデジタルでもアナログでも【雲を描く手順】は同じ!
今回の「雲の描き方解説」はデジタルイラストで解説していきますが、
【雲を描いていく手順】自体は「アナログの手塗り」でもできる描き方です!
アナログの方もデジタルの方も一緒に
- 雲の塗り方
- 雲のシルエットの描き方
- 空のバランスの取り方
の【雲の描き方手順】を勉強していきましょう!
雲の描き方には「2タイプの空」がある!
今回の雲の描き方で解説する「雲の種類」は大まかに分けると【2つの雲タイプ】です
①夏の雲の代表である【入道雲タイプ】
↑入道雲は「積乱雲」のようなモリモリと盛り上がったような大きく「雄大な雲」です。
1つ目の雲はこの【入道雲の書き方】を解説してきます。
②季節を問わない【普通の雲の描き方】
↑2つ目は「普通タイプの雲」を解説していきます。
こちらは入道雲とは違い、「春夏秋冬」いつの季節でも使えるような「普通の流れていく空の雲」を解説していきます!
この
- 入道雲タイプと
- 普通の空の雲タイプの
【2タイプの雲の描き方】を順番に解説していきます!
「入道雲の描き方」と「普通の空の雲の描き方」この「2タイプの背景のコツ」を教えます!
「入道雲タイプ」が読みたい人はこのまま読んでいってください↓
※「普通の空の雲タイプ」を知りたい人は、途中まで飛ばしてから読んでみてください↓
ただどちらのパターンも【簡単に書ける手順】を説明しますので、最初から読んでいく方がより【雲の書き方】を理解できます!
では、最初はこの【雲の描き方】から↓
雲の描き方①【入道雲を描く手順】で夏の空イラストを上達させよう!
【入道雲】といえば夏の雲の代表ですよね。
またイラストや漫画のでも「雲を描く」と言ったらこの「入道雲」のイラストをイメージする方も多いのではないでしょうか
この入道雲をめちゃ簡単に書けるコツを解説していきます!
入道雲はパッとみると、とても複雑で初心者の人は簡単に書けない、、と思いがちですが。
「入道雲の描き方の手順」を守れば【空の背景イラスト】は初心者でも描ける!
この【描き方の手順】を理解すれば、
絵の初心者でもいとも簡単に「入道雲」が描けてしまいます!
では【雲の描き方の手順】を解説していきます↓
まず背景を「青色」に塗りつぶそう!雲の描き方はここからがスタート!
まず最初にキャンパス全体を「青色」で塗りつぶしてしまいます↓
↑なぜ最初に空の青色を塗りつぶすかというと、
これから描く「白い雲の輪郭(アウトライン)」をハッキリ確認しながら描くためです!
最初に背景を「青色」にしておくことで「白い雲のシルエット」が捉えやすくなります。
「空の青色」を紙全体に塗れたら、
最初におおまかな雲のアウトラインになる「雲の輪郭」を描いていきます。
【雲の輪郭の描き方】イラストのコツ①雲の輪郭は「ランダム」にすること!
「雲」というのは自然物です。
なので、
- 雲の決まった形
- 雲を描くのに決まったマニュアル
というのはありません!
ただ「コツにする雲の描き方ポイント」があります。
雲の形とは基本「ランダム」で正解はありません。
風に吹かれたり、流されたりして刻々と形を変えるような「雲の形」には規則性や正解の形はないのです。
なので、「雲の形は常にランダムである」を意識して描くことが「コツ」です。
では【具体的な雲の描き方】を描いていきましょう↓
紙とペンがある人は一緒に描いてみてね!
「雲の輪郭の描き方」で夏の入道雲は「ボコボコ感」が命!
夏の入道雲はこの「ボコボコ感」を
- いかに自然に
- リアルに描けるか
ということが「入道雲の描き方」で一番最初のコツです。
このボコボコ感で一番意識してほしいのは、先ほど説明した「ランダムさ」です。
ランダムというのは「一定の規則性を使わず」に大きさを無作為に変えて描いていく。というもの。
なので、
この「雲のボコボコ感」を書くときは、必ず決まった形で連続して描かないように!
- 小さいのボコボコを描いたら
- 次は大きいボコボコを描く。
↑という風に「ボコボコ感のメリハリ」をつけることを第1に意識します。
ただ大→小→大→小と「交互にしすぎる」と、それはそれでまた「規則正しくなってしまう」ので、
大きいボコボコを2回続けたり、小さいボコボコを3回続けたりしてもいいです。
とにかく「雲の輪郭」が規則正しくならないように!ということだけ意識してください。
まずはこれが「1つ目のコツ」です。
すべてを一気に完璧にしようというのではなくまず「手順の一つ一つ」をクリアしていきます!
【まずは「雲の輪郭」を上手く作る!】ということを上手くなりましょう!
「雲の輪郭」が描けましたか?こんな感じ↓
※まだ雲の中身は塗らなくていいです。「雲の輪郭だけ」描きます!↑
とりあえず「雲の輪郭」を決めることに最初は集中してください!
【ランダムな雲】と【ランダムでない雲】はどれほど「描き方の違い」が出るのか?
では、比較しやすいように
- 規則正しく描いた雲の輪郭と
- ランダムに描いた雲の輪郭を
見比べてみましょう↓
はい↑
「規則正しい雲の輪郭」はいかにも、絵として書きましたというような「デフォルメ感の強い雲の輪郭」になってしまいますよね。
ボコボコが同じすぎてランダムさが無く、作り物感がハンパないです。
ただ、この雲はこの雲で「デフォルメしたイメージ」という意味の「シンプルタッチの絵柄のアニメの雲」であれば「アリ」かもしれません。
しかし「リアルな雲」「写実タッチな雲」という視点で見てみると「だめな雲」のような気がします。
逆に「ランダムさ」をイメージした雲は↓
↑輪郭だけでも「リアル感、自然さ」というのがとても出ていると思います。
夏の雲の背景を「リアル」にしたいなら「雲の輪郭」をサボってはいけない!
このように「雲の輪郭だけ」でも、ランダムさを意識することで
- 雲のリアルな雰囲気
- 雲の全体の質感、立体感のレベル
みたいなものに「違い」が出てきます。
「雲の輪郭」というのは、
いわばその雲の完成度につながってきます。輪郭がヘタクソになると、いくら綺麗に色を塗っても自然な雲に見えません↓
「リアルな雲が描きたい人」は必ず「雲の輪郭のランダムさ」を意識して下さい。
「雲の輪郭が上手く描けない!」って人は【描き方テンプレ】で背景を練習しよう
「雲を描くのが苦手」な方の中には、
- 「雲の輪郭」がそもそも描けないよ!
- 雲の輪郭がうまく作ることができない!
という方もいるはずです。
なので「雲の輪郭が苦手な人」は、
↓下に私が雲の輪郭だけを書いた「雲の輪郭テンプレート」の画像を用意しました↓
↑この画像をコピー、トレースするなり利用して、
「雲の輪郭」に使ってみてください!
この「輪郭テンプレート」を参考にして塗ればある程度、上手に『雲の描き方』が塗れるはずです。
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※【そもそも絵が下手すぎる。。もっと上達したい!】って人はこの記事も一緒に読んでみて↓
雲の描き方は「雲の輪郭」がいかにうまく自然に描けるか。が「夏空イラスト」の命!
雲の輪郭はいわば、
人物イラストにおける「人物の顔の輪郭」と同じです!
「輪郭が下手」になれば、そのキャラ自体の魅力もかなり下がってしまいます!
なので、
自分の力だけでは輪郭が書けない人は、上で紹介した「雲テンプレート」を利用したり、実際の雲の画像写真を撮って、
その「リアルな本物の雲」を参考にしながら、練習するとより「雲の捉え方」が上達しやすくなります!
では「雲の輪郭の大切さ」が分かったところで、
【雲の描き方手順】に戻りましょう↓
「雲の輪郭」ができたら、雲の中を「真っ白」に塗りつぶす。「影を塗る」のはまだ早い!
ここでいきなり細々と「雲の影」を塗ったりするとややこしいので、
まず一旦、雲全体を「真っ白」に塗りましょう↓
↓雲の輪郭を描いたら、中を白く塗ります。
↑この手順はアナログでもデジタルでも同じです。
これで「雲のベース」ができました!
後は、この雲のベースの中に「雲の影」をつけ、「雲の立体感」を描いていきます。
※ここからがめちゃくちゃ大事!!
ここからの「雲の影を描く手順」こそが【最大のコツ】です!!
雲の背景を【超カンタンにする手順】は「影の描き方」に秘密がある!
今回の雲の描き方で絶対におぼえるべき重要ポイントが【雲の影の描き方】です。
「雲の影」を塗っていく「手順」がグチャグチャになると、雲の描き方が「より複雑」に感じ、失敗しやすくなってしまいます。
なので「雲が下手になる!」という人は
必ず【今から教える手順】を守って「雲の背景イラスト」を描いてみてください!
【その手順】がこちら↓です。
雲の描き方では「雲の影の色」をまず決めよう!
基本的に「入道雲の影色」というのは皆さんのお好みでいいです。
では「雲の影に使う色」はどのような色を使うのがおすすめか?
これは人の好みによりますが
↓普通にこのような灰色を使ってもいいですし
↓少し青みがかった灰色を使うと空の青色とマッチしてとてもきれいな雲の色になります
↓またこのような紫がかった薄い灰色でもとても幻想的な雲の色になります。
ここはお好みで使い分けてみてください。
↓今回は「青みがかった薄い灰色」を使って【雲の影の塗り方】を解説していきます。
「雲の影」を1番最初に塗るべき場所は「雲の一番上のあたり」です
この「雲の一番上の部分」から「影色」を置いていくイメージです↓
この時に注意するのが「光源の位置」です。
雲というのは必ずどちらかの方向に「太陽」があります。
「太陽の位置」を決めて「雲の影」を塗ろう!光源を決めないと「下手クソな雲」の描き方になる!
↑太陽(光源)の位置を決めないと「雲の影」は塗れません!
例えば具体的に説明すると、
太陽が雲の「左側」にある場合はこのような雲の影になります↓
逆に太陽が雲の「右側」にある場合はこのような雲の影になります↓
↑このように「太陽の位置」によって、
- 雲の影の位置や
- 雲の影のつき方
- 雲の雰囲気
というのは変わります。なので、
必ず雲の影を塗る前に、「太陽の位置」を意識して「影」をつけていきましょう。
「光源の位置」を決めないまま塗ってしまうと、下の絵のように「光源の統一感」がなくなり、おかしな立体感の雲になってしまいます。
太陽の位置で「雲の影の描き方」を考えると、雲の立体感は自然になる。
今回は太陽を「左右の雲の真ん中」にある。と決めて「雲の影」を描いていきましょう↓
↑太陽が「真ん中の位置」に来るということは「雲の影」は「赤い丸」の中にできるはずです↓
では「雲の一番上の左側」から「雲の影」を塗っていきましょう!
※影を塗るときは最初から完璧に塗ろうとしなくていいです。
まずは「小さな雲の影」を塗るように雲の一番上あたりに「灰色の影」をのせます↓
次は↑今塗った「影」をぼかしていきます↓
「雲の影の描き方」では「影をボカすバランス」をよく見ながら「夏の背景」は少しずつ塗る!
こんな風に「雲の影」の周りをぼかしていきます↓こんな感じです。
↓下の様に「雲の影」をボカす。
↓アップしてみると
↑影の周り全体をボカしてもいいのですが「より立体感を出そう」と思ったら↓
- ぼかすところと
- クッキリ残す部分
をバランスよく配分して影を塗ることです。
このように「クッキリ残す部分とぼかす部分」を混ぜてあげるとより「雲の立体感」が際立ちます。
一番上に影を塗ったら、次は【手順2】です↓
雲の描き方②「雲の灰色の影」の下に今度は「白色」を塗っていきます。
「灰色の影」を塗ったら→そこに「白色」を重ねます。
どのように「白色」を塗るのか?というと、
最初に塗った「灰色の影」の下の部分に「山のようなモコモコ感」を作るような感じで「白色」を塗り重ねます↓
↑このような感じなります。
最初に塗った「灰色の影」の下に白色で「山ようなモコモコ感」を塗り重ねてあげることで、雲に「立体感」が生まれたのが分かりますか?
あとはこの手順を繰り返していくだけです!
「白色で作ったモコモコ感」の下にまた「灰色の影」を塗ります↓
↑こんな風に「灰色の影」を塗ったら、
また同じよう灰色の影の下に「白色のモコモコ」を塗っていきます↓
↑これが【灰色→白色→灰色→白色】と重ねた状態です。
空全体の雲を見てみましょう↓こんな感じ。
「白色」で塗り重ねた「モコモコの質感」が雲の立体感を強化する【空の描き方のコツ!】
例えば「灰色だけ」で雲の影を塗った場合はこのようになりますが↓
「白色のモコモコと灰色の影」を繰り返しながら塗るとこうなります↓
どちらが「雲の立体感」があるか一目瞭然で違いますよね!
このように「灰色の影」の下に「白いモコモコ」を塗ってあげることで、
手前に膨らんでいる「雲の重なりの立体感」が表現できます。
【雲の断面図】で分かりやすくするとこういうこと↓
この「手前に膨らんでいる感じ」を描写することによって、雲が「平面」から「立体的な雲」に見えます。
この点を注意して影を塗ることが「雲の書き方」のコツです。
では、あと3回ほどこの白色と灰色の塗り重ね送り返してみましょう。
そうするとこのような感じになります↓
↓
↑もうこの時点でかなり「雲の立体感」が完成してきました。
「白いモコモコ感」は雲の立体感の描き方の【最重要点!】ボカしてはいけません!
↑この「白色のモコモコ感」を塗るときの注意点!
「灰色の影」はぼかしましたが、この「白いモコモコの山部分」はクッキリ残しておいたほうがいいです!
なぜかというと
この「白色のモコモコ感の輪郭」をぼかしてしまうと、雲が「手前に膨らんでいる感じ」が消えてしまうからです。
なのでこの白色のモコモコの輪郭はくっきり残しましょう!
それか少し部分的にぼかすのもありです。
はいこんな雲が描けました↓
「雲の影」をバランスよく散らばらせよう!それが空の背景の描き方【最後の仕上げ技】
後は「もう一工夫」することで【雲の書き方】は完成です!
今の段階では「雲の左側だけ」に雲の影が集まっていますよね。
ですが「雲とはランダム」です。
このように綺麗に左側だけに「影ができる」ことは不自然です。
なので「影」をバランスを見ながら入道雲の全体的に増やしてあげましょう。
ただし、あくまで「太陽は右側」にあるので左側が基本的に影が多くなるように意識した上で「雲の影をプラス」していきます。
このような感じです↓
【雲の影の描き方】では「影の大きさ」も1個1個ランダムにすると空イラストの完成度が高まる!
この時大切なのが「灰色の影の大きさ」
この「影の大きさ」の1つ1つが規則正しく同じ大きさになり過ぎないように、
- 小さい影を足したり
- 大きい影の足したりしながら
空のバランスを見て、雲を描いていきます!
では「リアルな雲の写真」を見てみましょう↓
↑このようにリアルな雲は「灰色の影」の大きさが必ず「ランダム」になっています。
同じような大きさの影ばかりではなく、小さい影、大きい影を交ぜながらいろんな大きさの「灰色の影」が所々にありますよね。
このように
- 影の塗り方
- 影の位置
- 影の配置バランス
が分からなくなったときは、
必ず想像で書くのではなく、「本物の雲の写真」をよく見ながら「自然のバランス」をイメージして塗りましょう!
雲の描き方が苦手な人は【少し描いて、少し確認】を「自分のイラストルール」にしよう!
「雲の影のバランス」で失敗すると、今までの【全ての工程が無駄】になってしまいます。
雲を描き慣れてない人は、必ずちょっとずつちょっとずつ「影を足していく」ように塗っていきましょう。
何なら
- 影を少しプラスしたら
- 絵を一旦自分の目から遠く離して見る
これの繰り返しで「雲の描き方」をやってみて下さい。
「空の全体的なバランス」を確認しながら書くことで「雲のバランス」を崩さずに塗っていくことができます。
この時にずっと「絵の近く」だけを見ながら塗っていくと、全体的な「雲のバランス」を把握できないまま塗ってしまい【失敗の原因】になります。
【雲が苦手な人】は
「ちょっと塗ったら、遠くから絵を見直す」
を自分の「描き方ルール」に決めて、少しずつ「雲のイラスト」を完成させていきましょう!
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【入道雲の描き方の手順】分かりましたか?「完成イラスト」がこちら↓
- 「雲のランダムさ」
- 「雲の影の位置」
- 「雲の膨らみ」
がしっかり「雲の塗り方」に出ていますよね。
※影の色を1色だけではなく「薄い影色と濃い影色」の複数色で塗ると「影の立体感」がさらにクッキリします↓
このように【雲の影をつける手順】は
必ず雲の上から灰色→白色→灰色→白色を重ねていくことで、より「雲の立体感」を壊さずに雲の凹凸(おうとつ)を塗っていくことができます。
この雲の描き方【手順】は「重ね塗りができる画材」でないと綺麗に描けません!(注意)
※この、上から塗り重ねる【雲の描き方】は
「絵の具の重ね塗り」ができる画材↓
- アクリル絵の具や
- デジタルイラスト
向きの「雲の描き方と塗り方」です。
※水彩画など絵の具の「塗り重ね」ができない画材では難しいのでご注意下さい!
イラストや漫画を描く【画材道具が知りたい!】って人はコレ読んでみて↓
入道雲を描くときは【影の描き方の手順】を絶対守って!
また、何度も言いますが、
【入道雲がうまく描けない!】という方は
必ず影を塗る「手順」を守って塗ってください!
↑この【入道雲の描き方の手順】で塗るからこそ
【より簡単に】入道雲の立体感を損なわずに描けるようになります!
【ラスト】もう一枚だけ【入道雲の描き方手順】をおさらいしましょう↓
はい!入道雲の描き方はここまで。
次は【普通タイプの空】の雲の描き方です↓
その前に【夏の背景イラスト】におすすめの書籍はこちら↓
デジタルイラストの「背景」描き方事典 Photoshopで描く! シーンを彩る風景・アイテム46
※ここで少し休んで【別のイラスト講座】を読んでみたい!って人はこちらも一緒に読んでみて↓
【普通の空タイプ】の「雲の描き方」はここから!
入道雲ではなく、「普通の雲」が描きたい!という方はここから参考にして下さい↓
雲の背景イラストには【2パターン】あります。
- 夏の入道雲タイプ
- 普通の空の雲タイプ
次はこの「普通の空の流れていく雲」の描き方のコツを解説していきます!
こちらも「リアルな雲の素材写真」を参考に書いていきます!
※紙と絵の具(デジタル道具)がある方は、一緒に「手順を守って」で描いてみてね!
【普通の空の雲タイプ】の描き方手順①まずは空の背景を「青色」で塗りつぶす!
まずキャンパス全体を「青色」で塗りつぶしてしまいます。
ここは「入道雲の書き方」と同じです。
最初に背景を「青色」に塗りつぶすことで「雲のシルエット」を捉えながら描くことができます!
背景全体を「青色」に塗ったら、
- どんな雲を描きたいか
- どんな空を描きたいか
を必ずイメージしてください!
イメージしないまま描き始めると、絶対に「雲の構図や背景バランス」がバラバラになります。
なので、
雲を描くまえに「自分が描きたい雲」の写真などを背景資料にしながら描くと、よりリアルな雲が描きやすいです。
↑こんな風に自分で「空や雲の写真」を撮って、イラストの参考にするのが「1番自分好みの空」をイメージしやすい!
【雲の描き方の背景コツ①】雲は「平行」に空に浮かんではいない!
「雲」は「リアルな風景」で見ると、
必ず【平行ではなくナナメ】に流れているはずです!
絶対ではありませんが、
正確に言えば「雲の見える方向性」がナナメに見える。ということです。
【雲の方向性がナナメ】とはどういうことか?
下の雲の画像を見てください。これは「普通の空タイプの雲」の画像です↓
雲は空に対して「平行」にまっすぐ浮かんでいますか?
「空に平行」ではありません。
「雲はナナメ」に浮かんでいますよね↓
【雲がナナメに見える】のは地球が「球」だから!これが雲の描き方の「裏のコツ」
なぜ【雲がナナメ】に見えるのか??↓
「地球が球体」だからです。
球体というのは「構造線」に表すとこのような感じなります↓
つまり空というのは「球体状」に見えることで「空の構造線」は「平行な線」ではなく
- 「上空」に行くほどナナメ角度が強くなり
- 「地平線」に近づくほどナナメ角度は弱くなり
徐々に地平線に向かって「平行」に近づいていきます↓
なので「雲」というのは、
- 自分から見て「上空にある雲ほど」ナナメに浮かんでいるように見え
- 「地平線近くに見える雲」ほど「平行に近い雲」として見えます。
なので【雲を描くとき】に注意するのは、
この「雲の見え方の角度」です。
「空の構図」の中に雲がどのような「ナナメ角度」で配置されているのか?
を自然に描くことが
【空や雲のイラスト】をうまく描くためのかなり重要なコツです!
【雲の描き方のコツ②】「雲の大きさ」は遠近感が命!空イラストは「奥行き」が大事!
また同時に考えるのが【雲の大きさ】です!
簡単にいえば、
- 自分から近い雲ほど大きく見えて
- 自分から遠くにある雲は小さく見えます。
当たり前のことですが、意外と絵を描くときに意識できなかったりします!
シンプルに解説すると「絵の構図」を断面図にして見てみましょう↓
これは【自分から見える雲の大きさ】をより理解しやすくするための【断面図】です
雲は「どこから見るのか?」によって「雲の大きさ」と「背景の見え方」が変わる!
例えば「A」という人間がいます。
そのAさんの前に「雲が遠くまで」広がっていますよね↓
↑Aの人間から見ると「一番近くの①の雲」が一番大きい雲に見え、
Aさんから「一番遠くに離れた➂の雲」が一番小さく見えます。
しかし実際は①の雲も②の雲も➂の雲も大きさ的には「変わりません」
なのになぜ➂の雲が一番小さく見えるかというと「遠近感」があるからです。
(当たり前じゃん!って人は先に飛ばして読んでね!)
【断面図】でいうと、
①番の雲はのAから見るとこのような角度で見えるので「とても大きな雲」に見えます↓
逆に一番離れた➂番の雲はこのような角度で見えるので「雲が小さく」見えます↓
なので雲を描くときは
- 「自分の手前にある雲」ほど大きく見え
- 「自分から遠い雲」ほど小さく見える
ということを意識して描きましょう。
しかし、
これだけだといたって「当たり前の遠近感の話」です。
ここで重要なのが【地球が球体】であるということです。
なぜ「遠くの雲」って「地平線の近く」に見えるの??→地球が「丸い」から!
↑「遠くの雲」ってこんな風に「地平線近く」に見えますよね↓(なんでか分かりますか?)
地球が【球体】であるということを考えた上で
さらに「断面図」を書き直してみるとこのようになります↓
↑つまりこれが、絵の構図的に
- Aの近くにある雲ほど「自分の上空に」「大きく見える」
- Aから遠くにある雲ほど「小さく見える」地平線の近くに見える」
【理由】です。どういうことか?
地球は「丸い球体」なので↓
↑「遠くの雲ほど」小さく見えると同時に
絵の構図的に「地平線に近く、下にあるように見える」ということになります。
このように空間の断面図で考えることで、
- なぜ「近くの雲」が上空に大きく見え
- なぜ「遠くの雲」が地平線の近くに小さく見えるのか?
ということがより解りやすくなると思います。
これを理解しているか、していないか。で【空や雲の描き方】に断然、ちがいが生まれます。
【空や雲の見え方】を知ることで「不自然な背景イラストになる失敗」を防ぐ描き方ができる!
【空や雲の描き方を理解していない】場合、
こんな空になったりします。↓
↑遠くの雲、近くの雲も「同じ大きさ」で描いてしまい「空の遠近感が無い。」
他にも↓
↑空の球体パースから「雲がズレている」
↑「地球の球体」を理解してない「ノッペリした空」
要約すると「雲の注意点」は【次の2つのこと】↓
- 1つ目は雲は「平行に浮かんでいない」雲の「ナナメの角度」に気をつけよう!
- 2つ目は地球が「球体」だからこそ、近くの雲は上空に大きく見え、遠くの雲は地平線の近くに小さく見える。
この2つが雲の描き方の【注意点】です!
この2つのことを注意するだけで、
【空や雲のイラスト】は格段に上手くなり、自然な空や雲の背景を描くことができます!
- 「空の絵が下手、、」
- 「雲のイラストが描けない、、」と思ったときは、
この【2つのポイント】が守れているか、どうかを確かめてみてください!
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以上のコツをふまえて、
最後に!「普通の空の雲タイプ」を描く【手順】を解説します!
「重要ポイント」はすでに上で描いたので、
余計な文章は少なくして、イラスト画像でパパパッと手順を説明します!
①青いキャンバスを用意する↓
②地球は「球体」なので、雲のパース(角度)が分かりやすいように「球体の構造線」の目安をとる↓
※デジタルの人はこんな風に別レイヤーに球体の構造線を作っておくと「雲の配置」を塗りやすいです!
※アナログ絵の場合は、薄い鉛筆でうっすら目安を描くと良いかも。(消えないような線は書かないように!)
③後はこの「構造線のパース」に沿って、雲を描いていきます↓
球体の「構造線のパース」に沿って、「自分に近い上空の雲」から描きましょう!
この時に雲を一つ一つ「雲の影」まで塗っていく。ということをせず、
一旦「白色だけの雲」を空全体に作っていきます!
空全体に白色の雲を全部作ったあとに、最後に「雲の影」を塗り重ねていく。という感じで作っていきます。
では、
「自分に近い上空の雲」から白色の雲をどんどん配置していきます↓
↑「自分に近い雲」→「自分から遠い雲」の【順番】で雲を描いていくと簡単です。
この時「球体パースの角度」を注意しながら「影」を置いていきましょう。
意識することは先ほど説明した【3つのこと】↓
- 近くの雲ほど大きく、遠くの雲ほど小さく
- 球体の構造線パースの角度に沿うように「雲の傾き」を決めること
- 近くの雲ほど「上空」に、遠くの雲ほど「地平線の近く」に描く
【この3つのこと】に注意して「雲を配置」していきましょう!
まずは「真っ白の雲だけ」作っていきましょう!
「雲の形」はなるべく「ランダムに」コピーしたような雲を量産しないように注意!
コツはひとつひとつの「雲の形と大きさ」を揃わせすぎないように描くこと!
【雲のランダムさ】を第1に意識していきます。
【普通タイプの雲の描き方】は「アーモンド型」をイメージすると簡単!
↑この一つ一つの雲を描く時は、
- 「雲の左右」がしぼむように描き
- 「雲の中央」が膨らんでるような
「アーモンド型」をイメージした「雲の形」でバランスを取ること↓
「雲の左右」がしぼまずにズングリムックリな雲になってしまうと、
↓このように見えてしまいます。
なので、
- 「雲の中央」が膨らみ
- 「雲の左右のはしっこ」がしぼむ
という【雲のシルエットの描き方】を意識してください。
はい!雲の形が描けたら、まだ「雲の影」は塗らずに置いておいてください。
「雲の影の色」はあとでまとめて塗るので、
まずは「雲の白色だけ」を空全体に描いていきます。
では「大きな手前の雲」が描けたら、あとは残りのスペースに「遠くの小さな雲」を描いていきます↓
空の遠近感による「雲の見え方の変化」は雲の描き方で1番慎重に描いて!
↑雲の描き方で一番「慎重さと丁寧さ」が必要なのが
- 近くと遠くの「雲の大きさの変化」
- 近くと遠くの「雲の角度の変化」
この【2つ見え方の変化】を注意して雲の全体バランスを書いていけば
「空の見え方」「雲の描き方」をよりきれいに描くことができます!
はい!
「雲と空全体の構図」と「雲の配置」がこれで描けました↓
この時点で確認すべきことは、
空の構造線のパースに合ってない「ズレた雲」がないか確認して!
要は上↑で説明した、
- 雲の「ナナメの角度」の変化
- 雲の「大きさ」の変化
が、空全体の構図バランスから「ズレている雲」が無いかチェックする。ということです!
どこか1つだけでも「ズレた雲」があると、そこの部分の「バランスの悪さ」が目立ってしまいます。
なので、空全体の雲の構図バランスを取るために、
一旦イラストを遠くから見て、
- 構造線パースからズレた雲がないか?
- 大きさの変化がおかしい雲がないか?
ということだけ確認してください!
【雲の背景の描き方】は結局「影の塗り方」で全て決まる!
「雲の全体絵」が描けたら、最後に「雲の影」を描いて完成です!
影を入れるポイントは「入道雲の描き方」と基本的に同じです。
「雲の影の描き方」は必ず光源(太陽)の位置がどこにあるか決めてからがスタート!!
↑まず「太陽の位置」を最初に決めましょう。
「太陽の位置」を決めたら、あとは太陽の位置を常に考えながら「白い雲」に影を塗っていきます!
この雲一つ一つに「太陽の位置」をイメージしながら「灰色の影」を書いていきます。
まず簡単に「雲」に灰色の影を塗ります。
【影の描き方のイメージ】ができない人は必ず「写真」を参考に描きましょう↓
影の色をおおまかに塗ったら、徐々に「影のディテール(細かい描写)」を微調整するような感じで塗っていきます!
「入道雲」と「普通の雲」では【影の描き方】が変わります!
ここで注意するのが
- 入道雲の影の描き方と
- 普通の雲の影の描き方の
【影の塗り方の違い】です。
【入道雲】というのは大きく盛り上がったような「巨大な雲」なので、灰色と白色を何回も何回も塗り重ねましたが↓
【普通の空の雲】は入道雲のようにバカでかい雲ではありません。
なので「影の塗り重ね」をかなり「少なく」します。
例えば、下のような「小さい雲」に入道雲と同じような要領で「影を重ねすぎてしまう」と
雲の中の色がごちゃごちゃしてしまい、「ただ汚い雲」になってしまいます↓
なので【普通の空の雲】の場合は、
シンプルに↓下の絵のような感じで白い雲の中に「影をドンと置いてあげ」↓
↑それをやんわりとぼかすような「大まかな影の描き方」で立体感を出す方が「自然な雲」に見えます。
【雲の種類】によって「影の描き方を変える」と空の背景イラストはさらに上手くなる!
【雲の影の描き方】には、
【入道雲タイプ】の影の塗り方↓
【普通の雲タイプ】の影の塗り方↓
「入道雲」と「普通の空の雲」この2タイプごとの【影の塗り方がある】ということを理解して、
しっかり「差をつける」ことで、それぞれの【雲の特徴の書き分け】に注意しましょう。
空全体の「雲の影」がこんな感じに塗っていきます↓
↓一段階の影
↓二段階の影
はい!影が描けました↑
「全部の雲の影」が塗れたら「最後の仕上げ技」で雲の描き方を完成させます↓
【雲の影の描き方】では「影側」にも光をあてると「背景の立体感がアップ」します!
「太陽光」というのは一定方向からだけではなく、他の方向からも「微量の光」が当たっています↓
※「自然光の反射」というものです。
↑なので、影を塗った側の赤い丸の「キワの部分」に若干「光」が当たっているように白色を少しプラスします。
そうすると↓
↑より「雲の立体感」にリアルさが増します!
あとは「全ての雲」に同じように「影の描き方」を繰り返していくだけ!
↑これで「雲の描き方」が終わりました。【普通タイプの雲の完成】です!
ここで重要なポイントは
- 全ての雲を細かく塗りすぎないこと!
- 「巨大な入道雲の影」と「普通の雲の影」の塗り方は違う!
ということです。
簡単にいえば↓
【その雲の大きさに合った影のバランス】をしっかり見極めて「影を塗る」ってことが1番大事なポイント!!
つまり、
- 大きな雲は細かく塗り重ねてもいいが、
- 小さい雲は簡単な影をつけるだけで充分!
ということ。
小さな雲に何度も何度も影を塗り重ねると【ただ汚くなってしまうだけ!】↓
ということだけ注意しましょう!
雲とは「自由にランダム」であると同時に「全体として統一感がある」という矛盾なモノである!
雲には「ランダムさ」が必要と言いましたが、「空全体の雲の見え方の統一性」というのももちろん重要な要素です。
- 雲それぞれは「不規則にランダムに描け!」と言いつつ
- 空全体の中の「雲の統一性」は保て!
という説明は一見「矛盾」のように聞こえます。
雲の形はランダムに!
でも、雲の見え方(構図)までもランダムにしてしまっては、「空全体の統一性」が崩れてしまいます。
個々の雲の大きさやモコモコ感はランダムにしつつ、
空全体で見た時の「雲の配置」は必ず空全体のバランスを保って描く!
それが【雲の描き方】です。
【自然の描き方をもっと勉強したい!】って人はこちら↓
デジタルイラストの「背景」描き方事典 Photoshopで描く! シーンを彩る風景・アイテム46
「自然」とは全て「バラバラでいて一塊」の存在
「海も川も山」も
一部分だけみると「規則性のないモノ」であり、全体としてみると「全てが統一された」あるべきようなモノでもある。
それが【自然を描く】上で大切な捉え方なのかもですね。
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